【最遊記REROAD】

峰倉かずや先生が描いている最遊記シリーズの第二部にあたる漫画です。
大まかなストーリーは西遊記と同じですが、細かな設定やキャラクターの性格・特徴などはオリジナルになっています。

第一部で旅の目的を再確認したメンバーがそれぞれの思いを胸に西の天竺を目指して再出発するのですが、第二部は玄奘三がもっている闇が大きく物語にかかわってきます。普
段は最高僧なのに銃は撃つし肉は食べるし酒は飲むし、おまけに口が悪く口癖が「殺す」という、原作とは全く違う三蔵法師ですが、芯が強く様々な困難にもひるむことなく立ち向かっていきます。
天真爛漫な孫悟空、女好きな沙悟浄、優しく保護者的立ち位置の猪八戒と四人で、ジープに変身する白竜に乗って旅を続けていきます。

ストーリーもほぼオリジナルなので展開が楽しいのですが、原作との違いを意識してみるのも全く違って楽しめるかと思います。
男性向け・女性向けで分けるなら女性向けになりますが、男性でも十分楽しめる内容です(単純にイケメンが多いという)。
第一部の最遊記、彼らの前世を綴った最遊記外伝、現在販売中の第三部である最遊記REROADBRASTとも合わせて読んでもらいたい作品です。

papa told me

小学生の女の子と、そのお父さんとの父子家庭の漫画です。
大笑いするような場面は数少ないですが、涙がホロリとこぼれる、そんな漫画です。

お父さんの的場信吉は作家で、亡くなった奥さんをずっと愛していて、毎日の生活の中でも心には常に奥さんが住んでいて、彼が奥さんの事を思い出すシーンはとても物悲しくて、とても美しい思い出です。
娘の知世ちゃんはとても賢く好奇心いっぱいのかわいい子ですが繊細で、ずいぶんと大人びていますが生意気ではなく、心の優しい子供です。
そんな二人の周りには色んな子供や大人がいて、問題を提議するものの特に解決もせず終わったりと、実社会であり得る場面が出てきます。
寂しいことが素敵なんだと思える人、寂しいのは可哀想な事なんだとおせっかいをする人、どちらも善で悪で、でもそれでいいんだという事を全体的にまるで詩的な表現で描かれています。
物語や登場人物の会話も上品で読んでいると自分も上品になる気がします。
的場家のインテリアや食事風景、知世ちゃんの洋服といった細部にもお洒落が施されています。

【シティーハンター】

週刊少年ジャンプに1985年13号-1991年50号まで連載。
シティーハンター2・シティーハンター3・シティーハンター’91と続く任期漫画です。

アニメもテレビ放映されて、ファン層はとても多かったです。
粗筋-場所は日本で主人公は冴羽良・家業は殺しとボディーガードである。
無類の女好きですぐにもっこ利するが、巣無いパーとしては超一流です。
槇村香助手には助手で良の昔の相棒の妹で、良がもっこりすると大型トンカチで殴り倒します。
依頼者はほとんど美人で良がめろめろになり、それを香が手を出さないように見張るのがおおむねの始まり方です。

しかし、女好きのギャグに隠れてシリアスなスナイパーとしての判断力を見せるのが魅力的なシーンです。
Hはそうな漫画ではありますが、あまり裸のシーンは出てこなく、小学生でも安心して見れる漫画です。
もともとはハードボイルドだったのですが、途中からギャグを入れたのがヒットしたそうです。
私はもっこりシーンよりも、スナイパーどうしの対決や、頃師やとボディガードの攻防戦が大好きです。
しかし、日本なのに簡単に銃が出てくるのが国籍不明のイメージがあります。
地下に武器庫があるのですが、女警察官も何も言いません。
それどころか依頼することもあるので見る時はスチュエーションをあまり気にせず見た方がいいです。
私の好みなシーンで生み坊主(海坊主(ファルコン)が目を悪くして喫茶きゃっつあいの女助手がかばって戦うシーンがあります。
美人の彼女が海坊主を好きなのがミスマッチで気に入っています。
この漫画で初めて用兵という言葉を知りました。
中東などで雇われ兵というプロの兵隊がいることを知った漫画で、知識と視野を広げてくれたマン化です。

【どうしても触れたくない】

とても切なくて、なかなか前に進めない主人公の嶋俊亞紀とその上司外川陽介のお話なのです。
嶋は以前働いていた会社でのトラウマを抱えたまま転職をして、外川はとても悲しい過去を持っています。
そんな2人が出会い、お互いを意識し始めます。
トラウマから一歩を踏み出せない嶋は好きになってしまった外川への気持ちを一生懸命抑えようとしている様が切ないです。
上司の外川の転勤が決まり、嶋は過去に拘るあまり最悪の形で外川の好意を断るのです。
それから彼が自室で泣き崩れているシーンと、外川が転勤してからふと自分のデスクの引き出しに入っていた外川のタバコを見つけた後のシーンは涙なしでは読み進められません。
でも、その降の嶋の行動には胸がキュンキュンさせられてしまうくらい良いです。
そして、最後はハッピーエンドになるのですが、この終わり方私は好きです。
読み始めからどうなるんだろうかという不安がありましたが、最後がちゃんと収まっていてホッとして読み終える事ができるお話でした。